日本の中年男性の半分近くが「メタボリック症候群」またはその予備群に該当する
なんて話も聞きますが、ここについては、まだまだ議論の余地があるようですね。
2008年4月から始まった特定健診制度(糖尿病等の生活習慣病に関する健康診査)では、
メタボリックシンドロームの概念を応用して糖尿病対策を行うことをめざし、
すべての健康保険者に特定健診の実施を義務化するとともに、メタボリック
シンドローム該当者または予備群と判定されたものに対して、
特定保健指導を行うことも義務づけています。
5年後に成果を判定し、結果が不良な健康保険者には、健康保険組合の後期高齢者支援金
の負担金額が10%の範囲で増減されるという財政的なペナルティが課せられるんだとか。
厚労省は、中年男性では二分の一の発生率を見込むなど、
約2000万人がメタボリックシンドロームと予備群に該当するとしており、
これを平成24年度末までに10%減、平成27年度末までに25%減とする
数値目標を立てています。
これにより医療費2兆円を削減するそうです。
まあ、国が決めた線を守らないと、医療費が削れない、
それを守れない企業はペナルティよ、という
芋づる式の制度なんですが(^^;)、これにともなって
企業も必死です。そりゃあ、負担金ペナルティとか困りますから。
そんなわけで、企業自ら健康志向なこのごろなんですね。
最近の傾向については、いろんな事例について記事にされています。
取り組みとしては、どれも基本をしっかり取り込んでますね。
メタボ対策の参考にぜひ~。
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