ラマダンというと、断食だと思われてますが、違うんですよね。
ヒジュラ暦の第9月のことです。「ラマダーン」は「断食」のことではなく、
月名なんですね。
また、1ヵ月間という期間を完全に絶食するわけでもないんですよね。
※常識的に考えて当然不可能ですし(^^;)。
日没から日の出までの間に1日分の食事を摂る。
この食事は普段よりも水分を多くした大麦粥であったり、
ヤギのミルクを飲んだりします。
旅行者や重労働者、妊婦、産婦、病人など、
合理的な事情のある場合は、昼間の断食を免除され、
敬虔なムスリムは自らの唾を嚥下することさえ忌避するなど、
ひと口に「断食」と言っても、その適用範囲にはある程度の柔軟性と幅があります。
断食をするかどうかは原則として宗教的モラルの問題。
また、基本的に異教徒には強制されません。
断食は飲食物の摂取量を減らすことが目的なのではなく、
あくまで宗教的な試練なんですね。
むしろラマダン中は夜食が盛大になって、
通常より食糧品の売れ行きが良くなるといわれるほどです。
断食明けの祭りは盛大と言われますからね。
最近は、これがまた盛大すぎて、彼らも場合によっては食べ過ぎ
太ることもあるそうで。
まあ、日本人のようなメタボまではいかないでしょうが、
ついつい食べてしまう…という肥満体質の特徴は、
万国共通ですね~。
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メタボなんて関係ないと思ってたら、
2008年4月から健康診断でもメタボ対策実施が
義務付けられるというじゃないですか。
ちょっと健康になるために。健康ネタを集めてます~。
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