インド国営の航空会社エア・インディアナのスポークスマンが、
「極めて太りすぎ」であることを理由に10人の女性客室乗務員を解雇した。
解雇された乗務員の一部は高等裁判所に提訴したが、提訴は棄却された。太りすぎによる従業員解雇は今回が初めてではないらしい。海外では、以前にも肥満を理由に解雇させられたケースがある。
1989年には、フィリピン航空の男性客室乗務員が、肥満を理由に解雇された。男性乗務員は、肥満という理由で解雇させられたのは不当として会社側を訴えた。しかし、19年にも及ぶ裁判で、原告の訴えは退けられた。
また、2004年にはアメリカのソプラノ歌手デボラ・ボイトが、肥満を理由にイギリスのロイヤル・オペラ・ハウスを解雇された。「小さな黒いドレス」が似合わないとしてリヒャルト・シュトラウスの「ナクソス島のアリアドネ」のアリアドネ役から外された。この騒動でオペラ界に議論が沸き起こった。その後、デボラは胃のバイパス手術により、約54キロの減量に成功した。それから4年後の2008年に、ロイヤル・オペラ・ハウスから受けた同作品で復活した。
日本では、肥満で解雇されたという話は聞かないが、これから先このような事態に備えて、メタボが気になるお父さんは、ダイエットを考えた方がいいかもしれない。最近では若い人でもメタボ傾向の人が増えている。健康に暮らすためにも、家族みんなでメタボ対策を考えてみてはどうだろう。
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メタボなんて関係ないと思ってたら、
2008年4月から健康診断でもメタボ対策実施が
義務付けられるというじゃないですか。
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