そもそも「メタボリックシンドローム」という概念が
確立された目的は、動脈硬化による循環器病
(心筋梗塞、狭心症、脳梗塞、閉塞性動脈硬化症など)を
いかに予防するかということにありました。
動脈硬化は、ある程度症状が進まないかぎり、
なかなか症状として出にくい病気です。
しかも、動脈硬化による循環器病は働き盛りに突然発症することが多く、
生命に関わる重大な病気であり、後遺症も深刻です。
メタボリックシンドロームを放置しておくと、
やがては動脈硬化を引き起こしてしまいます。
動脈硬化にならないために、メタボリックシンドロームの段階で
キチンと改善しておくのが大事なのです。
メタボリックシンドロームの中心的な役割を担う内臓脂肪の蓄積は、
動脈硬化や動脈硬化につながる生活習慣病を引き起こします。
ですから、メタボリックシンドロームの状態を放置しておくということは、
動脈硬化へ、まっさかさまに落ちていくようなものです。
ただし、メタボリックシンドロームから動脈硬化への
道すじは、決して一方通行ではありません。
生活習慣を見直し、運動を心がけ、メタボリックシンドロームを
改善するように努力すれば、やがては健康体になれるのです。
今からでも遅くはありません。
あきらめずにがんばりましょう!
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メタボなんて関係ないと思ってたら、
2008年4月から健康診断でもメタボ対策実施が
義務付けられるというじゃないですか。
ちょっと健康になるために。健康ネタを集めてます~。
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