medibaは、同社が保有するリサーチ専用会員を対象に、「飲料」に関するモバイルリサーチを実施した。その結果、近年の飲料市場のトレンドの変化に最も大きな影響を与えたのは「健康志向」で、生活者は「健康に悪そうなもの」を控える傾向にあることが明らかになった。
同調査では12歳から49歳の男女に対し、飲料に関する調査を実施した結果、近年の飲料市場のトレンドの変化に最も大きな影響を与えたのは「健康志向」で、生活者の「健康に悪そうなもの」を控える傾向がみられた。
全回答者2400名に3年前と比較して、飲むことが増えたジャンルがあるかどうかを聞いたところ(単一回答形式)、「ある」と回答した人は87.2%だった。次に3年前と比較して、飲むことが減ったジャンルがあるかどうかを聞いたところ、72.1%が「ある」と回答した。
3年前と比較して「飲むことが増えたジャンルがある」と回答した2093名に対し、飲むことが増えた飲料のジャンルを聞いたところ(複数回答形式)、最も回答が多かったのは「コーヒー」で26.2%。次に多かった回答は「ミネラルウォーター」で15.4%、3番目に多かった回答は「お茶」で11.7%と続いた。次に、3年前と比較して「飲むことが減ったジャンルがある」と回答した1,731名に対し、飲むことが減った飲料のジャンルを聞いたところ(複数回答形式)、「炭酸飲料」という回答が最も多く17.9%となり、2番目に多かった回答は「牛乳」で14.0%、3番目に多かった回答は「アルコール飲料」で11.2%という結果になった。
3年前と比較して、飲むことが増えた飲料のジャンルの理由を自由回答形式で聞いたところ、最も回答が多かった「コーヒー」で目立った理由は、「苦味を美味しく感じられるようになった」というような生活者自身の嗜好の変化や、「よくカフェに行くようになった」「結婚して家にいることが多くなった」などのライフスタイルの変化があげられた。さらに「種類が豊富になった」や「缶コーヒーの味が美味しくなった」など、企業努力が生活者の飲用のトレンドに影響を与える様子がうかがえた。次に回答が多かった「ミネラルウォーター」については、「健康のため」や「カロリーがないから」などの健康を意識した理由の他に、「水道水より安全だと思うため」「水道水が美味しくないから」という、水道水と比較した理由が目立つ結果となった。3番目に多かった「お茶」では、「健康のため」が最大の理由で、昨今の健康ブームが影響している様子がうかがえた。
3年前と比較して飲むことが減った飲料についても、飲むことが減った理由を自由回答形式で聞いたところ、最も回答が多かった「炭酸飲料」では、「甘いし、糖分が多そうだから」や「カロリーが高そうだから」、「炭酸が体に悪そう」といった健康への影響を考えた意見が多くあげられた。2番目に回答が多かった「牛乳」では、10代で、「給食がなくなったから」や「一人暮らしをはじめて、家に買い置きがなくなったから」など、ライフスタイルの変化に伴う「機会喪失」としての理由が多くあがり、その他の年代では「おなかの調子が悪くなるから」など体質に起因した理由が目立つ結果となった。3番目に多かった「アルコール飲料」で比較的多かった理由は「健康のため」。また、経済的な理由として「節約のため」や、女性の場合には「妊娠したので」という回答も多くみられた。
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[調査概要]
調査方法:mediba保有会員(au携帯電話ユーザー)に対してモバイルで調査
調査対象:男女12歳から49歳
調査地域:全国
調査目的:飲料のトレンドについての把握
調査期間:9月7日~10日
有効回答数:2400人
割付:10代男女各300サンプル、20代男女各300サンプル、30代男女各300サンプル、40代男女各300サンプル
mediba=http://www.mediba.jp/
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メタボなんて関係ないと思ってたら、
2008年4月から健康診断でもメタボ対策実施が
義務付けられるというじゃないですか。
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