太っている人は汗っかきと言われますが、びっしり汗をかいている時人と近づくと「におっているんじゃないかな?」と気になる方も多いのではないでしょうか。特に自分でメタボだなと感じている方は「太っているから臭いのかな」と心配になったり・・・
ところでメタボな人と、非メタボの人の汗の臭いに違いはあるのでしょうか?気になる汗について探ってみました。
まず汗は、血液が原料になってできています。そして、汗を出す腺、汗腺(かんせん)は血液から水分や塩分等のミネラルを取り込み、汗を作り、ミネラルをろ過して血液中に戻し、汗を出すという働きをしています。
ところが暑い夏でも室内は冷房でひんやりしていることが当たり前になるなど、一年中快適な温度で過ごすことが増えた為、汗をかく機会が減り、そのせいで汗腺の働きが落ちていると言うのです。
汗腺の働きが落ちると、ミネラルを血液中に戻す働きが弱り、ミネラルたっぷりの汗を出してしまうのだとか。ミネラル豊富な汗はベトついて蒸発しにくく、汗をかいても体の熱が放散されずに体内にこもり、熱中症を引き起こしたり、汗が栄養豊富な分、雑菌も繁殖しやすく臭いの素にもなるのだそう。
ミネラルたっぷりのベタベタ汗になる原因を考えると、これは現代病ともいえるので、メタボな人だけではなく、みんな汗が臭いやすくなっているようです。
しかし、メタボと汗の臭いには、こんな関係も指摘されています。「汗の原料は血液なのだから、糖質や脂質の多い血液から出来る汗は、臭い汗になりやすい。」つまり、メタボの人に多い、血中脂肪が高い、血糖値が高めという血液から作られる汗は、正常な血液から作られる汗より悪い汗(臭いやすい汗)が出る。という説です。だから、メタボの汗は「余計臭う」と。
気になる汗のにおい、メタボは余計臭う。なんて言われると腹が立ちますが、血液中の脂肪を減らしたり、高くなってしまった血糖値を下げることは、身体にとっても嬉しいこと。
まずは、食生活の見直しと運動不足の改善(ダイエット)に取り組んで、血液データが改善するよう取り組みましょう。
働く女性の7割以上が、自分はメタボリック症候群または予備軍だと考えているとの結果が、化粧品会社ナガセビューティケァのインターネット調査で出た。周りにいる「メタボな人」にも女性を挙げる回答が最も多く、メタボといえば男性とのイメージを覆す結果となった。
調査では、首都圏の20~50代の仕事を持つ女性500人を対象に実施した。
自分はメタボと思うかとの質問に、「思う」としたのは13.4%、「ややメタボ気味」は22.8%で、「今は違うが危機感はある」(38.8%)という予備軍を合わせると7割以上に上った。
メタボまたは予備軍と感じる理由(自由回答)は「おなかが出てきた・肉が付いた」が最多で、「しゃがむとおなかが苦しい」とのリアルな記述も。次いで「太っている・太ってきた」「体重増加」となり、診断基準(腹位など)よりも体形や体重で判断していることがうかがえた。
- ABOUT
- スポンサードリンク
- カテゴリー
- アクセス解析